FXで勝てるトレードノートの作り方

FXで勝ち続けるための戦略

同じチャートを見ているのに、勝つ人と負ける人がいるよね?

その原因は、勝てる人と負ける人では、チャートを見る際のフィルターが異なるからです。

したがって、100人のトレーダーが同じチャートを見ていたとしても、全員が異なる見え方をしていることになります。

PC画面やスマホ画面でチャートを見る際、細かい値動きやプライスアクション、感覚的な部分に意識が向きがちですが、勝つために本当に重要なポイントは他にあります。

結論として、勝つために必要なのは、自分のフィルターを通して見たときに得られる優位性を築き上げることが大事です。

その優位性を築き上げるためには、日々トレード記録をつけることが必須です。

そこで、私が実際に行ってきたトレードノートの書き方とその活用方法を紹介します。

トレードノートには10項目がありますが、その中でも特に重要なのが次の2つです。

  1. 自分が立てたシナリオに対して、相場が実際にどのように動いたのかを記録すること
  2. 勝ち負けの共通点を見つけ、それに基づいてトレードの改善を行うこと

この2つのポイントは、トレードノートを書く際に必ず意識してください。

意識できていれば、これから紹介する10項目すべてを記載する必要はありません。10項目の中から必要なものを選んで記載して構いません。

通貨ペア
自分の得意な通貨ペアと苦手な通貨ペアを見つけるために記録します。

エントリー方向
買いか売りかで得意不得意が分かれるため、エントリー方向も記録します。また、エントリー方向は「①通貨ペア」とも影響し合います。

決済金額
損益金額を把握するために、決済時の金額を記録します。

獲得または喪失pips数
リスクリワードの計算に必要なため、獲得または喪失したpips数を記録します。

トレード根拠 (エントリー前に記録しておくことをおすすめします)
勝てる時と負ける時の根拠を明確にするために、トレードの根拠を記録します。

予定していたSL/TPの位置 (エントリー前に記録しておくことをおすすめします)
リスクリワードが悪く期待値の低いトレードをしていた場合、そもそも狙うべきポイントではなかったことが分かります。

決済後の値動き
エントリーの方向性が正しかったかを確認し、利確や損切りの位置が適切だったかを判断するために、決済後の値動きを記録します。

トレードの反省点・改善点
負けた原因を把握し、同じミスを繰り返さないために、反省点と改善点を記録します。これにより、今後のトレードの改善に役立てることができます。

日付・曜日・時間・保有時間
トレードした時間帯と保有時間は非常に重要な要素となるため、これらを記録します。

トレードした実際のチャート画面
チャートの画像を残すことで、自分のエントリーポイントや利確ポイントが一目で分かります。これにより、トレードの全体像を把握しやすくなるため、最も重要な項目です。

以上が、トレードノートに記載すべき10項目です。

トレードノートには即効性はありませんが、確実に今後の成功に繋がります。正直、記録を付けるのは面倒ですが、この面倒な作業こそが、あなたの未来を形作るのです。

⑤トレード根拠について、エントリー前に記載するのがオススメと書きましたが、確かにこれもかなり面倒です。しかし、この面倒な作業を繰り返すことで、根拠のないトレードを排除し、より精度の高いトレードを実現できます。

なぜなら、エントリー前にトレード根拠を書くことで、感情に左右されたトレードや突発的なエントリーを防ぐことができるからです。

100回の適当なエントリーと、10回の記録を取ったエントリーでは、今後の成長に大きな差が生まれます。

FXは他人との競争ではなく、自分自身との戦いです。

これまでの負けを振り返り、その経験を今日の成長に生かせているかどうかを確認してください。

これだけを意識して継続すれば、必ず勝てるトレーダーになれます。

今すぐ実践してみてください!


サンプルトレードノート


① 通貨ペア

記録例:USD/JPY

② エントリー方向

記録例:買い(ロング)/ 売り(ショート)

③ 決済金額

記録例:+¥20,000 / -¥15,000

④ 獲得または喪失pips数

記録例:+30pips / -20pips

⑤ トレード根拠 (エントリー前に記載)

記録例:RSIが30を下回ったため、売りエントリー。サポートライン付近で反発の可能性を見込む。

⑥ 予定していたSL/TPの位置 (エントリー前に記載)

記録例:

  • SL(ストップロス): 10pips下(期待リスク小)
  • TP(テイクプロフィット): 30pips上(期待リワード大)

⑦ 決済後の値動き

記録例:決済後、予想通り値が戻りTPに到達。その後、レンジ相場に入る。

⑧ トレードの反省点・改善点

記録例:エントリータイミングが少し遅れた。次回は早めにエントリーするように心がける。

⑨ 日付・曜日・時間・保有時間

記録例:

  • 日付: 2024年8月11日
  • 曜日: 火曜日
  • 時間: 午前10時~11時
  • 保有時間: 1時間

➓ トレードした実際のチャート画面

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